カテゴリ:建築デザイン工学科より(日誌)
【課題研究】文化祭「ウェルカムアーチ」製作プロジェクト★第4弾★ ~JR大宮駅長を訪問~
武蔵一宮氷川神社ライトアップイベント「時結びの杜」のイベント開催でお世話になる公益社団法人さいたま市観光国際協会様のお計らいにより、JR大宮駅長及び同協会関係者様に、今回のアーチ製作プロジェクトの趣旨説明の機会をいただき、令和8年9月29日(火)に生徒代表2名と本校校長と共にJR大宮駅を訪問しました。
今年度のアーチコンセプトは「時の軌道」。大宮工業高校の前身は鉄道工員の夜間学校として開校、その後埼玉県に引き継がれ、昨年度は開校100周年を迎えました。今年度より大宮科学技術高校として生まれ変わり新たな歴史を歩み始めています。 大宮地区の成り立ちは『鉄道』町として、本校は鉄道に関わってきた学校そのものであり『鉄道のまち大宮』に相応しく、また『大いなる宮居』である氷川神社様の境内で本校の歴史を皆さんに知っていただける素晴らしい機会になります。
生徒はアーチコンセプトを決めてからさいたま市・ものつくり大学と打合せを重ね、『鉄道のまち大宮』に相応しいアイデアを試行錯誤の上で取り入れ、今回はその歴史やイメージに関して木製アーチをトンネル形状で表現、言わば「タイムトンネル」のようなイメージにしています。
そして製作の趣旨説明を生徒から聞いた駅長と同協会会長は、製作コンセプトにストーリーと一貫性があり「鉄道」にまつわるアイデアをしっかりと取り入れた作品で非常に素晴らしい、と感心しておられました。また駅長より、今後のイベントなど多方面で活用するためのアイデアやヒントをこのアーチコンセプトから得ることができて非常に有意義な打合せだった、ともおっしゃっていました。
それを聞いた生徒は、駅長室で打合せする経験や自分たちの考えたアイデアが逆に参考になるとは全く思っていなかった、などむしろ全てが驚きでしかないと言っていました。
イベント本番に向け、チーム一丸となって作品を造り上げたいと思います!
【課題研究】文化祭「ウェルカムアーチ」製作プロジェクト★第3弾★ ~積水ハウス㈱埼玉中央支店より資材無償提供~
本校文化祭開催まで残り1ヶ月を切り、アーチ製作プロジェクトも佳境に入ってきました。そんな中で9月28日(月)にアーチ製作の核となる鉄道レールを模した「レール部の資材」について、積水ハウス㈱埼玉中央支店様より「資材の無償提供」をしていただき、本日引渡しが行われました。
積水ハウス㈱埼玉中央支店様には、産学連携授業でご協力をいただいているだけでなく、今回は無償提供という形で更なるご厚意を賜り、深く感謝申し上げます。
アーチ製作プロジェクトの成功に向けて、プロジェクトメンバーも完成までしっかりと取り組みたい思います。
【建築デザイン工学科】3年生・産学連携授業『空間コーディネート』 with 株式会社ジアスホールディングス
令和8年9月24日(木)、建築科の3年生(建築コース50名)を対象に、オーダーカーテンを手掛ける株式会社ジアスホールディングス様(本社:さいたま市北区)との産学連携授業「空間コーディネート:グレージュからの脱却」と題してインテリアデザインの授業を実施しました。
この授業は、オーダーカーテンを手掛ける専門企業を招き、空間コーディネート作成としてカーテンや壁紙の色や素材等をどう組み合わせて空間をクリエイトするかグループワーク形式で行いました。一口に『カーテン』と言っても色彩や材質、配置やカーテンの種類は様々です。今回はカーテンやクッション素材のサンプルを手に与えられた課題『グレージュからの脱却』に対して、①:コンセプトを決め、②:インテリアの色彩を整え、③:指定された一枚紙にどう表現するかを考え、④:各グループの作品を発表していきます。
生徒は初めての体験でしたが、グループ内で役割を決め、自分達の決めたコンセプトに向け、様々なアイデアや表現方法を討論しながら、それぞれ作品を仕上げていきました。個人の感覚や考え方の違いから統一性やデザイン表現などで各グループ悩みまとまらない部分もありましたが、最終的に全てのグループで時間内に作品を完成させました。
作品発表では、一つとして同じものがなく、むしろコンセプトをしっかりと相手に伝えることも重要な『表現のひとつ』として貴重な学びとなりました。
授業の最後に担当していただきました笹社長から、社会では①:「問う力」と知的探求心、②:相手を理解し実行する力、③:納期を守る力、の三つが必要であることをこの授業から学び、これから社会に出る生徒にとって非常に貴重で実践的な経験となりました。
建築デザイン工学科2年次インテリアデザインコースにおいて、専門的な知見を持つプロフェッショナルな方々から「インテリアデザイン」について深く学ぶ産学連携授業を多く取り入れていきたいと考えています。
今回の授業は、デザインのスキルを学ぶだけでなく、間近に迫る社会への自立に向けた経験となり、ご協力をしていただきました株式会社ジアスホールディングス様に、心より感謝申し上げます。
【建築デザイン工学科】3年生・産学連携授業『ドローン操縦体験他』 with ㈱新和測機&埼玉県測量設計業協会
令和8年7月15日(火)に株式会社新和測機様(本社:春日部市)及び埼玉県測量設計業協会様をお招きし、3年生2クラス(50名)を対象に『ドローン測量技術・3Dスキャナ・LiDARスキャン』など測量業における『先端技術』体験とドローン測量に関する法的な講義を実施しました。
この講義では、現状におけるドローン測量に関する法的な講座と共に、剣道場では『ドローン操縦体験』とiPadで『LiDARスキャン』を使って、実際に自分たちを3Dスキャンし画面の中に投影するなど、新たな時代に向けた測量業のあり方に生徒は終始楽しそうに操作していました。
昨今、操縦技術者の免許化や機体登録の義務化・最新版の機体などドローン飛行を取り巻く環境は刻々と変化し常にアップデートや最新情報が必要です。そして測量の技術は、数年前から格段に発展進化を遂げています。
産学連携授業を通じて『最新情報』を生徒に届け、建設業のみならず工業分野の最新技術や発展を肌で感じてもらう授業づくりを今後も取り入れていきます。
今年度も産学連携授業に快くご理解とご協力をしていただきました株式会社新和測機様並びに埼玉県測量設計業協会様には、改めて感謝申し上げます。
【課題研究】文化祭「ウェルカムアーチ」製作プロジェクト★第2弾★ ~高大連携ものつくり大学でプレゼンテーション~
先週7月10日(金)に文化祭「ウェルカムアーチ」製作プロジェクトのメンバーと共に学校法人ものつくり大学を訪れ、前回ご指摘していただいた箇所を改善した最新のデザイン案を基に、同大学教授とデザインセッションを実施しました。
そのセッションの模様は、ものつくり大学ウェブマガジン『MoNoGram』に詳細が載っていますので、そちらをご覧ください。先生方からアドバイスやアイデアをどうアーチ製作に反映させるかなど、メンバーの製作への思いや考え方が記載されています。リンク先はこちら。
学校法人ものつくり大学ウェブマガジン『MoNoGram』 https://www.iot.ac.jp/magazine/learning/20260716_1/
【建築デザイン工学科】1年生・産学連携授業『木造建築』 with POLUS(ポラス)
令和8年7月7日・10日に、1年生【建築構造】の授業において、POLUS様(越谷市)をお招きし、企業連携授業として木造住宅に関する授業を実施しました。
授業のテーマは、日本の伝統的な住まいであり、最新の技術が詰まった「木造住宅」。
生徒たちは、4つのプログラムを通して、建築の奥深さとおもしろさを体感しました!
① 木造建築についての講義
まずは、日本の木造建築の歴史や特徴、そして現代の最新技術について学びました。県内の木造住宅において数多くの実績を残しているプロの視点からの貴重なお話に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾けていました。
② ストローで体感!「筋かい(すじかい)」の重要性ワーク
建物を地震や風から守るために欠かせない「筋かい」。今回はストローを使って簡単な模型を作り、筋かいが“あるとき”と“ないとき”で、建物の強さがどれだけ変わるかを実験しました。「ストロー1本でこんなに強くなるんだ!」と、構造の仕組みを肌で感じることができました。
③ スチレンボードで実験!「梁(はり)のたわみ」ワーク
建物を支える「梁」にかかる力について学ぶため、スチレンボードを使ったワークに挑戦。どの向きでボードを使うとたわみにくくなるのかなど、実際に手を動かしながら、建築デザインに必要な「構造の知恵」を楽しく学びました。
④ プロの技を間近で!「継手(つぎて)・仕口(しぐち)・接合金物」の観察
プレカット(工場であらかじめ加工すること)された木材の「継手」や「仕口」、最新の「接合金物」の実物が教室に登場!職人技と最新テクノロジーが融合した実物を間近で観察し、触れてみることで、教科書だけでは分からない本物の建築技術に大興奮の一時でした。
お忙しい中、生徒たちのために貴重な学びの機会をご提供いただきました「POLUS」の皆様、本当にありがとうございました!
【課題研究】大宮公園イベント「七夕TANABATA -大宮の天の川-」最終日に行ってきました!
大宮公園および武蔵一宮氷川神社周辺にて開催された夏のイベント「七夕TANABATA -大宮の天の川-」に行ってきました!
最終日ということもあり、会場は大盛り上がりでした。
◆大宮公園を照らす「竹灯籠(たけとうろう)の杜」
「竹灯籠(たけとうろう)の杜」には、本校の生徒たちが課題研究で作り上げた作品が展示されました!
夜の公園に美しく灯る作品を見て、一般の来場者の方々も「綺麗だね」「すごい!」多くの方が足を止めて写真を撮ってくださいました。
自分たちの技術やアイデアが地域の方々を笑顔にする、生徒たちにとっても大きな励みとなる貴重な経験となりました。
◆氷川神社の境内には「盆栽」とコラボレーションした作品も展示!
武蔵一宮氷川神社の境内にも本校生徒の作品が展示されました。
大宮の伝統文化である「盆栽」とともに、竹灯籠とはまた一味違った、科学技術高校ならではの創造性あふれる作品が並び、厳かな境内の雰囲気を引き立てていました。
◆校長先生も「言の葉流し」で学校と生徒の未来を祈願
イベント内で行われた、願い事を書いた短冊を流す「言の葉流し」には、本校の校長先生も参加されました。
新しくスタートした大宮科学技術高校のこれからの発展と、ここに集う生徒たちが未来へ向かって豊かに輝いていけるよう、心を込めて祈願いたしました。
今回のイベント開催にあたり、ご協力をいただきました大宮公園および武蔵一宮氷川神社の関係者の皆様に感謝を申し上げます。
【建築デザイン工学科】3年生・産学連携授業『BIM演習』 with 小川工業㈱
令和8年6月中、3年生【応用製図】の授業において小川工業株式会社(本社:行田市)様をお招きし、企業連携授業としてBIM(Building Information Modeling)に関する2時間×4週の演習授業を実施しました。建設業界で急速に導入が進む最先端技術に触れると共に、将来の職業選択に繋げられる貴重な体験ができました。
①:BIMの基礎から応用までの習得
1週目:BIMの基礎知識や建築設計・施工でどのように使われているかをはじめ、BIMが従来の二次元図面から三次元モデルへと進化し、情報の一元管理やプロジェクト全体の効率化に果たす役割を理解しました。またiPadを使ってBIMx内でデータをAR化し完成イメージを現実の空間に投影するなど、BIMならではの技術に生徒は興味津々でした。
2週目:BIMの基本的な操作方法を学びます。BIMは2次元CADとは異なり線を描くのではなく、立体的な要素を直接図面内に反映させて組立て描いていきます。最初は描く感覚の違いに少々戸惑いながらも直ぐに慣れ、殆どの生徒が練習図面を時間内に完成することができました。
3・4週目:事前にGeminiをペルソナ化して『仮想顧客』になってもらい、各自でプランニングしたオリジナル図面に基づいて、BIMで2階建て戸建住宅を描いていきます。生徒は、基本的な操作方法である程度描くことができるようになり、詳細部分は少しずつ教えていただきながら、オリジナルの2階建て戸建住宅を描くことが出来ました。
今後は、オリジナル図面からBIMを使って戸建て住宅や分譲住宅を描き、新しい街づくりのプランや提案を企画していく予定です。未来の建築のあり方を肌で感じ、生徒たちにとって非常に刺激的な時間となりました。
ご協力いただきました小川工業株式会社様に心より感謝申し上げます。今後も、最先端技術に触れる機会を積極的に設け、生徒たちの専門的な知識と技能の向上に努めてまいります。
【課題研究】大宮公園イベント「七夕TANABATA -大宮の天の川-」へ作品を出展します!
本日、課題研究の一環として制作を進めてきた作品を、大宮公園の関係者の皆様へ無事に受け渡しました。
これら作品は、大宮公園にて開催されるイベント「七夕TANABATA -大宮の天の川-」に展示される予定です。
作品は竹灯籠や木製の行燈、3Dプリンタで作成した行燈など大宮公園の夜を照らす灯りがテーマになっています。
生徒たちが日頃の学びの成果を注ぎ込み、試行錯誤を重ねて作り上げました。
大宮公園の豊かな自然や歴史ある空間の中で、どのように光り輝き、地域を彩るのか、今からとても楽しみです。
イベント期間中はどなたでもご覧いただけますので、お近くにお越しの際はぜひ足をお運びいただき、生徒たちの熱意が詰まった作品をご覧ください!
■ イベント概要
イベント名: 七夕TANABATA -大宮の天の川-
展示期間: 2026年6月30日(火)~ 7月7日(火)
展示場所: 大宮公園
ホームページ:https://nigimori.com/2026-tanabata/touro.html
【建築デザイン工学科】3年生・産学連携授業 with 伊田テクノス㈱・東和アークス㈱
令和8年6月18日(木)に【産学連携授業】として伊田テクノス㈱様ならびに東和アークス㈱様にご協力いただき、3年生2クラスを対象に体験・実践型の授業『施工管理シミュレーション・基礎編』を実施しました。
この授業は、過年度マイスターハイスクール事業(旧大宮工業高)で実施した内容を今年度は大宮科学技術高校向けに改良し、グループワーによるコンクリートの積算や見積書の作成の他、「仕事」をするためのプロセスの他、実際の建設現場で起こりうるトラブルへの対応についても学びました。
1.コンクリートの積算ワーク(原価管理:①)
建物の設計図を基に、必要なコンクリートの打設量を正確に計算することで、建設現場で求められる正確性や数量計算を学びました。
2.見積書の作成(原価管理:②)
次に3社の生コンクリート会社を比較し、最適な会社を選定するワークを行います。コンクリートの価格だけでなく、輸送の距離、保持するミキサー車など、工事現場や周りの環境の様々な要素を考慮しながらグループで話し合い、1社を選定した明確な理由や総合的な判断根拠を各班で発表し、最適な判断・決定の難しさや責任の重さを体感しました。
3. トラブル対応シミュレーション(工程管理)
最後は台風による工期遅延という想定外の事態が発生し、生コンクリート会社の再手配が必要になる想定です。限られた時間の中で、顧客に状況を説明し、新たな見積もりを取り付け、商社と交渉する一連の流れやプロセスを学び、実際の業務を想定したロールプレイング体験をし、「社会に出てすぐに役に立つ」「トラブル対応の心構えができた」「交渉する難しさを知った」などの意見がたくさん上がり、生徒にとって非常に有意義な授業になったようです。
今回の授業は、生徒自身が近い将来の社会人を想像しつつ、企業の方々から直接指導をいただき、入社前までにコミュニケーションスキルや問題解決能力を養うこと、その必要性を感じること、社会人としての心構えを持つことが目的です。この授業の経験を活かし、生徒一人ひとりが、自分の目標に向かって進めるような環境を継続的に作りたいです。
ご協力ただきました伊田テクノス㈱様、東和アークス㈱様の皆様に心より感謝申し上げます。※今後、2・3学期中に『施工管理シミュレーション・応用編』を実施する予定です。