建築デザイン工学科より(日誌)

【建築デザイン工学科】3年生・産学連携授業『BIM演習』 with 小川工業㈱

 令和8年6月中、3年生【応用製図】の授業において小川工業株式会社(本社:行田市)様をお招きし、企業連携授業としてBIM(Building Information Modeling)に関する2時間×4週の演習授業を実施しました。建設業界で急速に導入が進む最先端技術に触れると共に、将来の職業選択に繋げられる貴重な体験ができました。

 ①:BIMの基礎から応用までの習得

 1週目:BIMの基礎知識や建築設計・施工でどのように使われているかをはじめ、BIMが従来の二次元図面から三次元モデルへと進化し、情報の一元管理やプロジェクト全体の効率化に果たす役割を理解しました。またiPadを使ってBIMx内でデータをAR化し完成イメージを現実の空間に投影するなど、BIMならではの技術に生徒は興味津々でした。

  

 2週目:BIMの基本的な操作方法を学びます。BIMは2次元CADとは異なり線を描くのではなく、立体的な要素を直接図面内に反映させて組立て描いていきます。最初は描く感覚の違いに少々戸惑いながらも直ぐに慣れ、殆どの生徒が練習図面を時間内に完成することができました。

 3・4週目:事前にGeminiをペルソナ化して『仮想顧客』になってもらい、各自でプランニングしたオリジナル図面に基づいて、BIMで2階建て戸建住宅を描いていきます。生徒は、基本的な操作方法である程度描くことができるようになり、詳細部分は少しずつ教えていただきながら、オリジナルの2階建て戸建住宅を描くことが出来ました。

  

 今後は、オリジナル図面からBIMを使って戸建て住宅や分譲住宅を描き、新しい街づくりのプランや提案を企画していく予定です。未来の建築のあり方を肌で感じ、生徒たちにとって非常に刺激的な時間となりました。

  ご協力いただきました小川工業株式会社様に心より感謝申し上げます。今後も、最先端技術に触れる機会を積極的に設け、生徒たちの専門的な知識と技能の向上に努めてまいります。